ものだ。【一般常識・アドバイス・真理・感嘆・希望・回想】

文章推薦指數: 80 %
投票人數:10人

JLPT対策・N2文法編です。

106回目は一般常識・アドバイス・真理・感嘆・回想を表す「〜ものだ」という文型とその例文を紹介します。

HOMEJapaneseLesson【N2文法】〜ものだ。

【一般常識・アドバイス・真理・感嘆・希望・回想】 ツイート シェア はてブ 送る Pocket スポンサーリンク CHIYOJLPT対策・N2文法編です。

106回目は一般常識・アドバイス・真理・感嘆・希望・回想を表す「〜ものだ」という文型とその例文を紹介します。

目次1〜ものだ2例文2.1意味1:<動詞辞書形/動詞ない形>ものだ【注意・アドバイス】2.2意味2:<動詞/い形容詞/な形容詞の名詞修飾型>ものだ。

【本当にそうだ。

真理だ。

】2.3意味3:<動詞ます形+たい/て形・ない形+ほしい>ものだ。

【希望:欲しい・したい】3【参考】類似文型 〜ものだ 「〜ものだ」は色々な状況で使います。

ベースとして「Aものだ」は「一般的に見てAだ。

」「他の人もAと思う。

」という意味があります 意味1として「Aした方がいい」というアドバイスとしての使い方があります。

意味2は「本当にAだなあ」という話している人の驚きを表す使い方です。

(それぞれ例文で状況を想像してみてください。

) 意味1も意味2の「ものだ」も「他の人も同じように思う」という意味を含むので、深いレベルでみると同じ意味です。

例文 「ものだ」(一般常識)の説明 T:赤ちゃんです。

すぐ泣きます。

皆さんの国ではどうですか S:同じです T:そうですね。

みんな同じです。

普通です。

赤ちゃんは泣くものだ。

** T:子どもはよく遊びます。

大きい声を出します。

子どもは元気です。

皆さんの国の子どもはどうですか S:元気です T:子どもは元気です。

普通です。

子どもは元気なものだ。

意味1:<動詞辞書形/動詞ない形>ものだ【注意・アドバイス】 ポイント ここは注意、アドバイスの意味で教えるので、「ものだ」の前の品詞は「動詞の辞書形とない形」に限定します。

知識として知っておこう 名詞は「〜という」をつけると使えます。

(例:礼儀というものだ) 「<名詞>であるものだ」は役割・立場・状態を表す場合に使います。

「〜ものじゃない」は批判っぽくなります。

社員:遅れてすみません。

課長:どうしたんだ。

みんな心配していたよ。

社員:電車に乗り間違えてしまったんです。

課長:分かった。

でも、遅れるときは連絡するものだよ。

*** 女の人A:今度の結婚式、この服着て行こうかな。

女の人B:え?結婚式で白い服を着るのは花嫁さんだけだよ。

女の人A:そうなの?私の国では普通だよ。

女の人B:日本では、参加する人は白い服を着ないものなんですよ。

** T:ご飯を食べる前は? S:「いただきます」というものです。

/手を洗うものです。

/お菓子を食べないものです。

T:ご飯を食べた後は? S:「ご馳走さま」というものです。

/歯を磨くものです。

T:友達の家に遊びに行くときは? S:お土産を持っていくものです。

/時間を守るものです。

意味2:<動詞/い形容詞/な形容詞の名詞修飾型>ものだ。

【本当にそうだ。

真理だ。

】 こちらの文型は「本当に〜だ」という意味で、話している人の驚きやすごいという気持ちを表します。

形容詞が使われることが多いです。

文型導入の前に「ずいぶん」の意味を確認しておきましょう →ずいぶん:思っていた以上に程度や量が多い 一般的な意見(他の人も同じ考えだろうという前提) A:もう12月だね。

今年が終わっちゃうよ、 B:本当だね。

時間が過ぎるのは速いものだね。

** A:昨日髪が一本白くなってたんだ。

B:私なんてよく見つけるよ。

年を取るのは嫌なものだなあ。

そう聞いていたけど、本当にそうだなと実感した A:Bさんのお子さんももうすぐ大学卒業ですね! B:はい、この前小学校に入ったばかりだと思っていたのに・・・ A:子どもはすぐに大きくなるものですね。

長い間そう思っている(自分の中での一般化) A:中国語を勉強し始めたんですが、難しいですね。

B:新しい言葉は毎日練習しても、なかなか覚えられないものですよ。

過去の経験の有無に関係なく、びっくり A:この町に住んでいたのはいつ頃ですか。

B:10年以上も前ですよ。

この町もずいぶん変わったものですね。

意味3:<動詞ます形+たい/て形・ない形+ほしい>ものだ。

【希望:欲しい・したい】 将来は海が見える大きな家に住みたいものだ。

静かなレストランで大声で話すのはやめてほしいものだ。

国へ帰っても日本語を忘れないで欲しいものだ。

【参考】類似文型 〜ことだ 〜べきだ・〜べきではない 〜ものだから・もので・んだもの 〜ことか・ことだろう   スポンサーリンク スポンサーリンク スポンサーリンク プロフィール フリーランス日本語教師、ブロガー、1歳児の母。

関西出身。

神奈川育ち。

20歳の夏カンボジアで出会った現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。

慶應大学卒業→シンガポールの語学学校→フィリピン留学→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。

→フリーランス日本語教師 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします! Follow@chiyo_sampoアーカイブ 2021年10月9 2021年9月6 2021年8月16 2021年7月18 2021年6月37 2021年5月20 2021年4月7 2021年3月3 2021年2月14 2021年1月18 2020年12月17 2020年11月16 2020年10月18 2020年9月14 2020年8月18 2020年7月19 2020年6月11 2020年5月25 2020年4月20 2020年3月23 2020年2月16 2020年1月21 2019年12月2 2019年11月23 2019年10月25 2019年9月37 2019年8月35 2019年7月40 2019年6月30 2019年5月30 2019年4月17 2019年3月11 2019年2月15 2019年1月20 2018年12月22 2018年11月29 2018年10月20 2018年9月17 2018年8月18 2018年7月4 2018年6月22 2018年5月29 2018年4月31 2018年3月22 スポンサーリンク



請為這篇文章評分?